スイッチング電源


1.スイッチング電源:BJB06SA-U(KHR-1 6V 対応)

モーション作成でバッテリーが早く消耗する。特にRCB-1への書き込み、呼び出しで消耗するようだ。何か持続的な電源はないかと探して、 スイッチング電源:BJB06SA-Uを購入することとした。ロボット王国でデモ用のKHR-1に使用しているものである。価格は3000円で電池1個分と考えれば高くはない。出力電圧:6V、出力電流:8.4A とのことで、KHR-1を動かすには十分出力があるとのこと。電源出力用のケーブル(コネクタ♂♀が両端に付属)も同時に購入した。

早速、組み立てて通電試験した。
@購入したケーブルの両端には♂、♀のコネクタが付いているが、オスのコネクタ側をコード10cmほど残して切断。
ABJB06SA-Uに付属しているコネクタへ接続するために付属の金具をコードの端に取り付けて、+、−を間違えないようにして、コネクタへセットした。
Bケーブルは十分長いが、2本バラバラなので結束バンドで数箇所を止めた。これで、コードを電源本体のコネクタへ連結すれば完成。

問題がひとつ、このスイッチング電源は、剥き出しの基盤であり、裏側はプリント配線が剥き出しになっている。このままではショートのリスクが高い。いろいろ考えたが、フロッピーディスクのプラスチックケースがピタリ合うことが分かった。蓋を立てると防護カバーにもなる。正に最適のケースが見つかった。これで、ショートする危険はほとんどなくなった。ケースへの設置も極めて簡単で、ケースを開いて載せるだけ(写真参照)。

最後に、通電試験を行った。配線が間違えていないか、チェックして、おそるおそる通電。問題なく、KHR-1は作動した。モーションの呼び出しも、モーションの作動も全く問題なし。サーボの発熱もない模様。これでひと安心。これからは電池切れの心配なく、モーションが作成できる環境が整った。





フロッピーディスクのプラスチックケースがピタリ合うことが分かったが、さらに、フロッピーディスクの10枚入りケースも電源の収納ケース及び使用時のカバーとなることが分かった。蓋を閉じると完全な防護カバーとなる。



(注)スッチング電源を使用するときは、まずコンセントを入れ、5分以上経過してから、コネクタをKHR-1の電源コネクタへ接続する。コンセントを入れてからすぐ接続した場合、電源の供給が不十分でKHR-1が作動しない。


2.直流安定化電源:DM-330MV (KHR-1 HV 対応) KHR-1 HV コンバージョンキットを入手したので、HVの電源のためにアルインコのDM-330MVを入手した。コネクタ端子を6V用にして、6Vと12Vいずれも対応できるようにした。




3.直流安定化電源:DM-330MV (KRS-4013,4014 サーボ 対応)

アルインコのDM-330MVの正面のコネクタ端子から10.8Vを採っているが、電流が最大5Aに制限されているので「BLACK TIGER NEO」の操作時に瞬時に激しく動作させると電流不足でダウンすることが分かった。後ろ側の端子から10.8Vを採れば、電流は最大32Aまで可能である。ただし、サーボへの過電流・過電圧に注意が必要。そのためプリセットスイッチをONにしてプリセット調整ボリュームで出力電圧を10.8Vに調整しておく。



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