Uranium Glass Rubina Verde の解説





「Rubina Verde (直訳: Red Green) 」は上部のクランベリー レッドの赤が徐々にカナリア イエロー移行する「dichrotic glass」であり、米国 Hobbs Brockunier 社が1880-1890年代に製作したものとされる。他の ルビー(ruby)または クランベリー(cranberry)ガラスとは異なり、ワセリンガラスと赤に着色したワセリンガラス(クランベリーレッド)からできている。ただ、このクランベリーレッドは一様にカナリアイエローに移行しておらず偏りがあり、これがアシンメトリックな景色になって美しい。

左から
@タンブラー ルビナ ヴェルデ ポルカ ドット(TUMBLER RUBINA VERDE POLKA DOT):典型的なルビナヴェルデ。米国製 EAPG、オリジナルでパターンは「ポルカドット」。クランベリーレッドが美しい逸品。
Aタンブラー ルビナ ベルデ アートグラス(Tumbler Rubina Verge Art Glass):ルビナ ベルデ のアートグラス。
BCタンブラー「ルビーの雫」(Tumbler 'Rubina Dew Drop'):米国のHobbs Brockunier 社が1884年に製作したEAPG。「Dew Drop」 は「露の雫」の意味なので、「Rubina Verde」とから、タンブラー「Rubina Dew Drop(ルビーの雫)」と命名した。



2016年2月13日, Tsutomu IKEDA, Ph.D.

[ゲストブック Guest Book] [ウランガラス研索日記 Uranium Glass Research Diary][Top Page]