RCB-3&プロポによるモーション作成

RCB-3のマニュアルには書かれていても応用の方法が分からないことが多いが、RCB-3&プロポによるモーション作成をまとめた。

1)プロポでモーション1回:プロポのボタンをRCB-1のメモリに書き込む。⇒起き上がりなど。

2)モーションの繰り返し:SETとCMPでモーションをはさみ、SETに回数を書き込み、CMPでセットカウント0になるまでをチェック。⇒腕立て伏せなど。

3)高速で大きなモーション(ポジション)を実行させる:SETとCMPで実行したいPOSをはさみ、POSのspeedを2にしてSETは繰り返し回数を数多くセット、CMPはCMPでセットカウントがOになるまでをチェック。

単一サーボの動作には効果少なく、サーボの動作スピードに制限される。

4)ミラーリング:Tはじめにチェンネルの左右変換@POSを右クリックして変換を選択、A各チャンネルのChange(?)の?を変換したいチャンネルを記入、B設定できたら名前の欄に「左右反転1」と記入して「OK」をクリック、U次にサーボの方向変換@左右変換した場合に方向が逆になるサーボに「Revers」を記入、B設定できたら名前の欄に「左右反転2」と記入して「OK」をクリック、これで左右反転終了。VこれをすべてのPOSについて繰り返すか、全選択で一括して変換も可能。一度左右反転の設定「左右反転1」「左右反転2」をしておけば次回からは設定は不要。⇒右キックから左キックを作成

5)高速化⇒歩行、旋回などの高速化

左右の旋回モーションをRCB-3の変換機能により高速化を試みた。@POSを右クリックして変換を選ぶ、A変換画面のCH1のSPD(?)をSPD(*.8)を記入(0.8倍の速さに変換の意味)、B名前を「高速化0.8」としてOKをクリック。C以上をすべてのポジションでCH1にのみ行なえばすべてのCHに有効となる。(KHR PERFECT BOOK p78 参照)

各POSを開けてみるとspeedが5⇒4、10⇒8と0.8倍になっている。動作させてみるとバランスよく高速化されている。旋回速度がかなり速くなった。単純だがいろいろなモーションの高速化ができそう。ただし、テキストには0.7〜0.8が適当とある。

6)プロポを押している間、その動作を繰り返す:SETとCMPでモーション(POS複数)をはさむ。SETにはプロポ番号、COMにはボタンを押している間動作を続けるをチェック。speed 2。⇒歩行

7)プロポを押している間、そのポーズをとり続ける:SETとCMPでモーション(POS1個)をはさむ。SETにはプロポ番号、COMにはボタンを押している間動作を続けるをチェック。⇒キーパー、防御姿勢などに有効

8)分岐:プロポでSHIFTして分岐する場合、2つ目のボタンは、SHIFT番号+1つ目のボタンの番号+2つ目のボタンの番号の3つの番号を加算する。ただし、一つ目のボタンはその番号のみでよい。

9)加速度センサーの有効利用:プロポのボタン(起上り)を押すと、上向き、下向きを判断して起上るようにセットしておく。従来の上向きを下向きのボタン2個の場合に起こる押し間違いをなくすことができる。また、倒れていないときに間違えてボタンを押しても起上りモーションは作動しない。


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