マイロボット「BLACK TIGER α5(ZETA)」の製作 Part 6


たが、 「BLACK TIGER α4」は、脚部分を「NEO」化したが、バンドユニットを搭載して、「NEO」との差別化をはかってきた。また、機体名を「BLACK TIGER α4(ACE)」としてKONDO CUP オープンクラスにデビューさせた。

ただ、ハンドユニットには1CHしか使用できず、2股ケーブルで左右の手に接続しているため、片方の手先が反対の方向へ動作してしまうので十分機能させることができていない。Ics35Manager1003で右手先のサーボのreverseを試みるが書き換えができない。マニュアルどおりに試みるも失敗。USBにトラブルも生じたので中止とした。

そこで、「ハンドユニット」を撤去して、腕構造も「NEO」化して、機体全体を「NEO」化することとした。「BLACK TIGER α」として、機体の構造を模索してきたが、最終的に「NEO」の機体になってしまった。新機体は最終を意味して「BLACK TIGER α5(ZETA)」と命名することとした。なお、新機体には1CHを利用して以前撤去した「音声ユニット」搭載したい。

(1)腕構造の「NEO」化
@ハンドユニットを撤去して、腕構造を「NEO」化して、機体を「NEO」化することとした。必要となるパーツが到着。作業開始前に写真撮影。

「BLACK TIGER ACE(α4)」脚部とチャンネルの「NEO」化(ハンドユニット搭載) 2013.12 

(自作機体:Open Class 機 3 kg 以下)

A腕構造を「NEO」化するに当たって、KRS-4034HVを4個使用することとするが、腕力強化のために肩付根サーボと肩サーボに使用することとした。「BLACK TIGER α5 (ZETA)」Channel配置を作成した。

B肩付根サーボと肩サーボをKRS-4034HVに換装。

CTrimを調節してHPが「NEO」と同位置を確認。配線を結紮して新機体「BLACK TIGER α5(ZETA)」のプロトタイプが完成。「NEO」に比べて「ZETA」は配線が非常にすっきりしている。これは腕の配線をバックパックの下からRCB-3HVに繋いでいるため。

「BLACK TIGER α5 (ZETA)」腕部の「NEO」化(ハンドユニット撤去) 2013.12 

(自作機体:Open Class 機 3 kg 以下)

D「NEO」の基本モーション:スタートアップモーション、両面起上、自動両側起上、前進スラローム、後退、左右横移動、左右旋回Jを設定し、修正なしで動作することを確認した。


(参考)「BLACK TIGER α」の改造バージョン(名称:定義)と掲載Part

BT-α(0):プロトタイプ(メリッサ脚) Part 1
BT-α(1):ハンドユニット搭載(メリッサ脚) Part 1
BT-α2:膝ダブルサーボ化(ハンドユニット)Part 2
BT-α3:腕伸長(膝ダブルサーボ)Part 3
BT-α2-2:ハンドユニット復元(脚上部サーボKRS4034HV換装)Part 4
BT-α4(ACE):脚「NEO」化(脚ヨー軸サーボKRS4013HV追加)Part 5
BT-α5(ZETA):腕「NEO」化(ハンドユニット撤去)音声ユニット復元 Part 6

Part 1:プロトタイプ(メリッサ脚)からハンドユニット搭載(BT-α0,BT-α1)
Part 2:膝ダブルサーボ化(BT-α2)
Part 3:腕伸長の試行(BT-α3)
Part 4:ハンドユニット復元(脚上部サーボKRS4034HV換装BT-α2-2)
Part 5:脚「NEO」化(脚ヨー軸サーボKRS4013HV追加)
Part 6:腕「NEO」化(ハンドユニット撤去)音声ユニット復元

マイロボット「BLACK TIGER α」の製作 Part 1
マイロボット「BLACK TIGER α2」の製作 Part 2
マイロボット「BLACK TIGER α3」の製作 Part 3
マイロボット「BLACK TIGER α2-2」の製作 Part 4
マイロボット「BLACK TIGER α4(ACE)」の製作 Part 5
マイロボット「BLACK TIGER α5(ZETA)」の製作 Part 6


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