ロボット KHR-1 製作日記 Part 35(2015.1〜12)

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Last Update Dec 31, 2015

My Robot `BLACK TIGERs`

「BLACK TIGER 11」 KRS-2350HV換装位置変更 2014.4 

KHR-1 KHR-2HV化(KRS-2350HV×4):KHR Standard 機


「BLACK TIGER NEO」腕先サーボKRS-4013HV換装と腕部コードの内装化 2014.1 

(自作機体:Open Class 機 3kg以下:自律バトル機能搭載)


「BLACK TIGER α5 (ZETA)」腕部の「NEO」化(ハンドユニット撤去) 2013.12 

(自作機体:Open Class 機 3 kg 以下)


「BLACK TIGER β4」脚伸長、腕先変更(β1仕様) 2014.3

KHR-2HV 改造機(KRS-2350HV×6, KRS-4013HV×8):Open Class 機 2kg以下


「BLACK TIGER L46」 BT-L45を抜本的に改造 2014.3  

(新型4長脚機体:13軸)


「BLACK TIGER L44」 脚の改修 2015.10  

(新型4脚機体:12軸)

保有機体「BLACK TIGERs」の解説



ロボットを製作してみたいと考えていたが、初心者には入門のハードルが高く難しかった。秋葉原のツクモパソコン本店3階のロボット専門店「ロボット王国」 で、近藤科学 から組み立てキット「KHR-1」 が発売されたことを知り購入して製作にチャレンジすることにした(2004.8.1)。

作者 の技量は、パソコンについてはそこそこ理解できているが、ロボットについては知識がほとんどなかった。製作の過程を製作日記としてまとめて記録することにした(2004.8.21)。

KHR-1は2004年9月19日に完成した。KHR-1には、様々なオプションパーツが発売されているが、その後、それらを購入し 「KHR-1」を改造 して、KHR-1をベースとした改造機体「BLACK TIGER」 を完成させた(2006.6.3)。その完成を機会に2006年6月から2足歩行ロボットの競技会への参加 をはじめた。

「BLACK TIGER」の運動能力、パワーが十分でないことから、2006年12月3日に、ハイパワーのサーボモーターを使用した新オリジナル機体「BLACK TIGER NEO」 の製作を開始した。新機体のプロトタイプは2006年12月31日に完成した。新機体の改良とモーションの改良を継続しつつ、2007年9月25日には自律(バトル)機能のため センサーボードを搭載 した。自律バトルシステムのプロトタイプは2007年12月22日に完成し、現在も自律(バトル)機能の強化を継続している(2009.9.1)。また、2009年12月から 新型変則5脚機(多脚機体)の製作を開始している。

このサイト(日記)の内容は作者のメモ/ノートとして書いたものです。後日、まとめて ページ (Robot Contents) を作成している。内容が多くなりすぎて分かりにくくなったので、内容の解説ページ 「ロボットページの解説」 「保有機体 BLACK TIGERsの解説」 を作成した。また、動画の投稿掲載 もしている。二足歩行ロボットの製作にチャレンジしようとする方々の参考になれば幸いです。

マイロボットの改造/製作の系図  My KHR-1 Evolution マイロボット写真集

ロボット KHR-1 製作日記 Part 36(2016.1〜 )
ロボット KHR-1 製作日記 Part 34(2014.1〜12)
ロボット KHR-1 製作日記 Part 33(2013.1〜12)
ロボット KHR-1 製作日記 Part 32(2012.7〜12)

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月日年内容
12/31/2015
2015年は、6月に退職、転居などがあり、年後半はロボット製作及び競技会参加が十分できず、不完全燃焼の1年であった。ただ、年末になりようやく再開できたので、来年はマイペースで自分なりのロボット製作を行ってゆきたい。

12/30/2015
Googleの四脚ロボ、米軍から不採用通知を受ける。理由は「騒音で部隊の位置がばれるから」との記事が掲載されていた。Boston Dynamics の BigDog の歩容がすばらしいとみていたが、平和的な利用を期待したい。



12/20/2015
「BT-L44」の製作:踝(くるぶし)の追加(その3)

踝の新下肢部と旧下肢部と交換した。あとは配線。

12/19/2015
「BT-L44」の製作:踝(くるぶし)の追加(その2)

踝を組み立てた。S4000ARMの先(爪の先)にシリコンチューブを取り付けた。また、コードも接続した。



12/16/2015
「BT-L44」の製作:踝(くるぶし)の追加

「BT-L44」の各脚に1軸追加して踝(くるぶし)の追加してみることとした。多脚機で踝を持った機体を今までみたことがないので、踝を追加した場合、今までにないモーションが作成できるか興味のあるところ。

「BT-L46」を解体したのでサーボなど部品は十分にあり、部品をそろえた。各脚の下部をレッグプレートSC-4000L1に交換して、 踝にKRS4013HVを使用して足先をSC-4000ARM-L(Long Arm)にS4000ARMを接続して爪としてこれにシリコンチューブをはめることとする。



とりあえず、各足先を組み立てて、本体に取り付ける予定。これで脚長がさらに約3.5p長くなり、1脚4軸で16軸となる。足先が動作することでモーションがより安定しそうだが、足が重くなるのでどのようなモーションが作成可能かは未知数。

11/29/2015
「BT-L44」の製作:高位(H):脚直立での歩容モーションの作成(その6)

・前進U(トロット:(速歩 はやあし)側体歩よりリズミカルで小走りに近い移動:右後足と左前足⇒右前足と左後足を繰り返し、対角線上の2本の足を同時に前に出す移動方法)の基本モーションがほぼ完成したので、ビデオ撮影してみた。

はじめにトロット(4.5mを約9秒)。第27回ROBO-ONEの予選4.5mで1位のFrosty(4.16秒)には及ばないが、2位のHAUSER(11.81秒)、3位のChromkid(11.99秒)より速い。スラロームもできている。

歩行速度は足の長さが長いほど有利。因みに、「BLACK TIGER NEO」の脚長は25pで、第21回ROBO-ONE(2012.9.2〜3)予選4.5mでの記録は10位(15.72秒)。「BLACK TIGER L44」の脚長は19.5pで9秒。

ほかに、左右横移動、左右2段階旋回、後退、開脚前進・後退、起上(左右横向き、上向きからの)のモーション。



参考*BT-L44:低姿勢のモーション


11/27/2015
「BT-L44」の製作:高位(H):脚直立での歩容モーションの作成(その5)

・前進U(トロット:(速歩 はやあし)側体歩よりリズミカルで小走りに近い移動:右後足と左前足⇒右前足と左後足を繰り返し、対角線上の2本の足を同時に前に出す移動方法)の後退スラローム、左右旋回と起上モーションの作成を行った。

・後退UHスラロームA:若干つっかえるので検討の余地あり
・旋回縦左H6+30:角度小と大の2段階
・旋回縦右H6+30:角度小と大の2段階
・起上:上向き、左右横向き、いずれでも起上が可能

RCB-3HVのボタン同時押しの時のコントロール入力の数値の計算方法が間違っていた。押したボタンの数値の合計であるが、追加分はシフト0のボタンの数値を加える。

これで、高位(H)の基本モーションがほぼ完成。

11/26/2015
「BT-L44」の製作:高位(H):脚直立での歩容モーションの作成(その4)

・前進U(トロット:(速歩 はやあし)側体歩よりリズミカルで小走りに近い移動:右後足と左前足⇒右前足と左後足を繰り返し、対角線上の2本の足を同時に前に出す移動方法)のスラロームモーションの作成を行った。

・角度は2400ではうまく曲がらない。2200と大きくしても効果は小さい。2000にするとつっかえる。

・2200でスラローム部分のみのspeedを5から、6にするとつっかえる。すべてのspeedを6か7にしてすべきか?

11/25/2015
「BT-L44」の製作:高位(H):脚直立での歩容モーションの作成(その3)

・前進U(トロット:(速歩 はやあし)側体歩よりリズミカルで小走りに近い移動:右後足と左前足⇒右前足と左後足を繰り返し、対角線上の2本の足を同時に前に出す移動方法)の作成モーションの検討を行った。

@高速化をめざして歩幅の検討を行ったが、533A⇒幅大:711Bの方が若干早くなるが若干ブレがでる。

A533Aでspeedを5、7、10で動作させると、動作は7,10とspeedを遅くするとより安定するが、走行スピードは低下する。

B711Bでspeedを5、6、7で動作させると、遅い6では若干不安定に、7ではつっかえて転倒した。

以上の検討結果から、歩幅は533Aでspeedは5を基本として、とりあえず、スラローム、後退、回転の基本モーションを作成することとした。また、足を長くしたことから、転倒からの起上りモーションの作成が容易になったので、起上りモーションも作成することとした。

11/24/2015
「BT-L44」の製作:高位(H):脚直立での歩容モーションの作成(その2)

・前進U(トロット:(速歩 はやあし)側体歩よりリズミカルで小走りに近い移動:右後足と左前足⇒右前足と左後足を繰り返し、対角線上の2本の足を同時に前に出す移動方法)の作成モーションの修正を行った。 後足の曲げ方を後方から前方に変更した。speedは5。

基本ポジション(4/1)
左前足後:右前足上
CH4:2677,CH1:2677
CH5:-533,CH2:1067
CH6:0,CH3:1067
左後足上:右後足後
CH10:-2677,CH7:-2677
CH11:-1067,CH8:533
CH12:-1067,CH9:0

基本ポジション(4/2)
左前足上:右前足下
CH4:2677,CH1:2677
CH5:533,CH2:0
CH6:533,CH3:0
左後足下:右後足上
CH10:-2677,CH7:-2677
CH11:0,CH8:-533
CH12:0,CH9:-533

基本ポジション(4/3)
左前足上:右前足後
CH4:2677,CH1:2677
CH5:1067,CH2:-533
CH6:1067,CH3:0
左後足後:右後足上
CH10:-2677,CH7:-2677
CH11:533,CH8:-1067
CH12:0,CH9:-1067

基本ポジション(4/4)
左前足下:右前足上
CH4:2677,CH1:2677
CH5:0,CH2:533
CH6:0,CH3:533
左後足上:右後足下
CH10:-2677,CH7:-2677
CH11:-533,CH8:0
CH12:-533,CH9:0

その結果、以前の足下部でのトロットよりも高速が得られ、歩容も安定し、長脚を生かしたトロットモーションが完成した。さらなる高速化をめざして歩幅の検討を行ったが、533⇒711の方が若干早くなるが若干ブレがでる。 あとスラローム、後退、回転モーションを作成したら、とりあえずビデオに記録する予定。

11/23/2015
「BT-L44」の製作:高位(H):脚直立)での歩容モーションの作成

(1)基本モーションの作成。まず、起上り(コンパクトに脚を前後に揃えて脚が一番長くなる高位HPへ)と屈足終了(脚をコンパクトに畳んでFree脱力)を作成。

(2)モーションの命名法の整理。
・前進(開脚前進)M(中位)
・前進U(トロット:(速歩 はやあし)側体歩よりリズミカルで小走りに近い移動:右後足と左前足⇒右前足と左後足を繰り返し、対角線上の2本の足を同時に前に出す移動方法)M(中位)
・前進V(クロール:(常歩 なみあし)最も遅い移動:左前足⇒右後足⇒右前足⇒左後足の順で、4本の足がそれぞれ前に出るタイミングが一致しない移動方法) M(中位)
・前進W(ウオーク:またはペース(側体歩 そくたいほ)常歩より速い移動:左の前後2本の足をほぼ同時に前に出した後、右の前後の2本の足を前に出す動作を繰り返す移動方法)M(中位)

(3)脚のHP
・高位(H):脚直立
・中位(M):脚直角
・長脚中位(W):脚120°新

(4)前進U(トロット)H(高位)の作成
ぎこちないが完成。歩幅の検討が必要。

11/22/2015
「BT-L44」の製作:高速歩容の検討

歩容としては、遅い順に並べると、

@クロール(常歩 なみあし)最も遅い移動:左前足⇒右後足⇒右前足⇒左後足の順で、4本の足がそれぞれ前に出るタイミングが一致しない移動方法。動物の一般的な歩容であるが、「BT-44」では作成が容易ではなかった。速度はトロットと同程度。

Aウオークまたはペース(側体歩 そくたいほ)常歩より速い移動:左の前後2本の足をほぼ同時に前に出した後、右の前後の2本の足を前に出す動作を繰り返す移動方法。「BT-44」では安定性が今一つであった。要検討の歩容。

Bトロット(速歩 はやあし)側体歩よりリズミカルで小走りに近い移動:右後足と左前足⇒右前足と左後足を繰り返し、対角線上の2本の足を同時に前に出す移動方法。ロボットでは最も作成しやすい。現時点での「BT-L44」の最速の歩容。

Cバウンド(駆足 かけあし)速歩よりも速い移動、全力疾走時(襲歩)とほぼ足の動きは変わらない:左前足⇒右前足⇒右後足⇒左後足の順に繰り返す移動で、常に4本の足のうちいずれかが地面に接地しているのが特徴。左前足・右前足と右後足・左後足の動きにはほぼ差はない(が完全に同時ではない)。「BT-44」でも作成したことがあるが、速度が出ていない。要検討の歩容。

Dギャロップ(襲歩 しゅうほ)最も早い移動、全力疾走:足の動きは駆足と同じ。大きな違いは移動時に4本の足全てが地面から離れている時間がある。「BT-44」では作成できていない。

サラブレッドの高速歩容:ギャロップ


サラブレッドの高速歩容:ギャロップ


4脚ロボットの高速歩容:ギャロップ&バウンド


4脚ロボットの高速歩容:トロット


4脚ロボットの高速歩容:バウンド


11/21/2015
「BT-L44」の製作:モーションの作成(その5)

(1)前進VW(クロール)D:左前足⇒右後足⇒右前足⇒左後足の順で、4本の足がそれぞれ前に出るタイミングが一致しない移動方法。モーションのさらなる追加修正を行った。修正部分は以下のとおり。

@ストレッチを30から50に変更して硬めに調整(その4と同じ)。
AスタートのHPをHPHに変更。4ポジション前の移行ポジションはHPHの左前上を設定(その4と同じ)
B4ポジションを前足は、く下⇒し下⇒く上⇒く前、後足は、反く下⇒反し下⇒反く上⇒反く前に変更した(これは馬の足の動きをまねたため)。
CSpeed:7。
D動く範囲を前方と後方を同じ長さに、また、すべてのポジションの足の高さを13.5pに調整。

1)脚の構成と基本4ポジションは以下のとおり。
@左前足:CH4,5,6 B右前足:CH1,2,3
C左後足:CH10,11,12 A右後足:CH7,8,9

基本ポジション(4/1)
左前足(く下):右前足(く上)
CH4:2677,CH1:2677
CH5:1244,CH2:1600
CH6:2677,CH3:3022
左後足(し下):右後足(く前)
CH10:-2677,CH7:-2677
CH11:1600,CH8:533
CH12:2667,CH9:2311

基本ポジション(4/2)
左前足(し下):右前足(く前)
CH4:2677,CH1:2677
CH5:711,CH2:1778
CH6:2311,CH3:2489
左後足(く上):右後足(く下)
CH10:-2677,CH7:-2677
CH11:1244,CH8:1422
CH12:3200,CH9:2844

基本ポジション(4/3)
左前足(く上):右前足(く下)
CH4:2677,CH1:2677
CH5:1600,CH2:1422
CH6:3200,CH3:2677
左後足(く前):右後足(し下)
CH10:-2677,CH7:-2677
CH11:1067,CH8:1778
CH12:2667,CH9:2667

基本ポジション(4/4)
左前足(く前):右前足(し下)
CH4:2677,CH1:2677
CH5:1778,CH2:711
CH6:2489,CH3:2311
左後足(く下):右後足(く上)
CH10:-2677,CH7:-2677
CH11:1956,CH8:889
CH12:2844,CH9:3022

馬の歩容を見て足の曲げる向きを変更した。従来は4脚とも前にくの字型に曲げるようにしたが、後足をくの字の反対に変更した。この方が実際の馬の脚の動きに合致するようだ。ギャロップも可能な脚の向きでもある。

また、動く範囲を前方と後方を同じ長さに、さらに、すべてのポジションの足の高さを13.5pに調整した。

結果、スムースではないが、ようやく前に移動するモーションができた。しかし、従来の下足のみの歩容より速い移動速度が得られない。サーボの動きの限界か?モーションの不備か?

移送速度のみであれば、足を長くしたことにより、ストロークの大きくなる開脚歩行の方が速度は稼げる。また、機体の安定性も高い。

これまで基本的な考え方では、移動速度の高速化には限界があるのか?移動速度以外に4脚の優位な特徴を見出すような基本的な考え方の変更が必要か?

11/10/2015
「BT-L44」の製作:モーションの作成(その4)

(1)前進VW(クロール):左前足⇒右後足⇒右前足⇒左後足の順で、4本の足がそれぞれ前に出るタイミングが一致しない移動方法。モーションの追加修正を行った。修正部分は以下のとおり。

@ストレッチを30から50に変更して硬めに調整。
AスタートのHPをHPHに変更。4ポジション前の移行ポジションはHPHの左前上を設定
B4ポジションを前下⇒し下⇒後伸⇒く上に変更。
C足の移動順序が一部間違っていた。
DSpeed:10。

1)脚の構成と基本4ポジションは以下のとおり。
@左前足:CH4,5,6 B右前足:CH1,2,3
C左後足:CH10,11,12 A右後足:CH7,8,9

基本ポジション(4/1)
左前足(前下):右前足(後伸)
CH4:2677,CH1:2677
CH5:1244,CH2:-889
CH6:1244,CH3:0
左後足(し下):右後足(く上)
CH10:-2677,CH7:-2677
CH11:0,CH8:-1244
CH12:-889,CH9:-2489

基本ポジション(4/2)
左前足(し下):右前足(く上)
CH4:2677,CH1:2677
CH5:0,CH2:1244
CH6:889,CH3:2489
左後足(後伸):右後足(前下)
CH10:-2677,CH7:-2677
CH11:889,CH8:-1244
CH12:0,CH9:-1244

基本ポジション(4/3)
左前足(後伸):右前足(前下)
CH4:2677,CH1:2677
CH5:-889,CH2:1244
CH6:0,CH3:1244
左後足(く上):右後足(し下)
CH10:-2677,CH7:-2677
CH11:-1244,CH8:0
CH12:-2489,CH9:-889

基本ポジション(4/4)
左前足(く上):右前足(し下)
CH4:2677,CH1:2677
CH5:1244,CH2:0
CH6:2489,CH3:889
左後足(前下):右後足(後伸)
CH10:-2677,CH7:-2677
CH11:-1244,CH8:889
CH12:-1244,CH9:0

モーションが落ち着いてきた。あともう少し改良が必要。

11/9/2015
3月のサバゲ以来、Lipoに充電していなかったので、BT-L44のモーション動作試験のために、Lipoを充電。しばらく使用していなかったが、充電システムは正常に作動。電池も充電器も使用が一番のメンテ。

11/7/2015
「BT-L44」の製作:4足歩行についての考察

なぜ地上の動物(両生類、爬虫類、哺乳類)は4足か?
足は、魚類が地上へ上がるために、胸鰭と尻鰭が進化したものであるが、腹鰭は足に進化しなかった(6足に進化しなかった)。地上を移動するためには4足で十分。静歩行では3足で体を安定に保つことができ、1足を移動させるができる。また、その後の哺乳類への進化においても、2足または1足で体を支える動歩行に移行しやすかった。6足では足が多すぎて動きが複雑になり、高速移動に向かず無駄。

昆虫はなぜ6足か?
昆虫は節足動物であり、蟹の10本、ムカデなどのようにもっと多い足での進化は可能であったが、6本が主流となった。昆虫は樹上生活をしたため、木から落下しないようにつかまるために4本が必要で、さらに移動のために1対(2本)が必要であったのではないか。それ以上はやはり無駄。また、羽も進化したので、高速移動のための動歩行への進化は必要ではなかったので、6本が維持されたのではないか。

以上から、地上で動作させる多脚ロボットは4足がベストと考えられる。ただ、3次元構造体での作業を想定すると、迅速な移動には6足が必要かもしれない。

11/6/2015
「BT-L44」の製作:モーションの作成(その3)

(2)前進UW(トロット、速歩、はやあし):右後足と左前足⇒右前足と左後足を繰り返し、対角線上の2本の足を同時に前に出す移動方法。

1)脚の構成と基本4ポジションは以下のとおり。
@左前足:CH4,5,6 B右前足:CH1,2,3
C左後足:CH10,11,12 A右後足:CH7,8,9

基本ポジション(4/1)足上
左前足(前):右前足(中上)
CH4:2677,CH1:2677
CH5:1244,CH2:1244
CH6:1244,CH3:2489
左後足(中上):右後足(前)
CH10:-2677,CH7:-2677
CH11:-1244,CH8:-1244
CH12:-2489,CH9:-1244

基本ポジション(4/2)前進@
左前足(中):右前足(前)
CH4:2677,CH1:2677
CH5:711,CH2:1244
CH6:1778,CH3:1244
左後足(前):右後足(中)
CH10:-2677,CH7:-2677
CH11:-1244,CH8:-711
CH12:-1244,CH9:-1778

基本ポジション(4/3)前進A
左前足(後伸):右前足(中)
CH4:2677,CH1:2677
CH5:-889,CH2:711
CH6:0,CH3:1788
左後足(中):右後足(後伸)
CH10:-2677,CH7:-2677
CH11:-711,CH8:889
CH12:-1788,CH9:0

基本ポジション(4/4)足上
左前足(中上):右前足(後伸)
CH4:2677,CH1:2677
CH5:1244,CH2:-889
CH6:2489,CH3:0
左後足(後伸):右後足(中上)
CH10:-2677,CH7:-2677
CH11:889,CH8:-1244
CH12:0,CH9:-2489

2)Speed:10。
とりあえず歩容の原型はできたので、あとは調整。

11/5/2015
「BT-L44」の製作:長脚中位Wでの歩容モーションの作成(その2)

(1)前進VW(クロール):左前足⇒右後足⇒右前足⇒左後足の順で、4本の足がそれぞれ前に出るタイミングが一致しない移動方法、基本的な哺乳類歩容、HPは脚120°、4ポジション(前、中、後伸、中上)で構成。各脚についてポジションを移動。

1)脚の構成と基本4ポジションは以下のとおり。
@左前足:CH4,5,6 B右前足:CH1,2,3
C左後足:CH10,11,12 A右後足:CH7,8,9

基本ポジション(4/1)
左前足(前):右前足(後伸)
CH4:2677,CH1:2677
CH5:1244,CH2:-889
CH6:1244,CH3:0
左後足(中上):右後足(中)
CH10:-2677,CH7:-2677
CH11:-1244,CH8:-711
CH12:-2489,CH9:-1778

基本ポジション(4/2)
左前足(中):右前足(中上)
CH4:2677,CH1:2677
CH5:711,CH2:1244
CH6:1778,CH3:2489
左後足(前):右後足(後伸)
CH10:-2677,CH7:-2677
CH11:-1244,CH8:889
CH12:-1244,CH9:0

基本ポジション(4/3)
左前足(後伸):右前足(前)
CH4:2677,CH1:2677
CH5:-889,CH2:1244
CH6:0,CH3:1244
左後足(中):右後足(中上)
CH10:-2677,CH7:-2677
CH11:-711,CH8:-1244
CH12:-1788,CH9:-2489

基本ポジション(4/4)
左前足(中上):右前足(中)
CH4:2677,CH1:2677
CH5:1244,CH2:711
CH6:2489,CH3:1788
左後足(後伸):右後足(前)
CH10:-2677,CH7:-2677
CH11:889,CH8:-1244
CH12:0,CH9:-1244

2)Speed:5では早すぎる。10以上がよさそう。
とりあえず歩容の原型はできたので、あとは調整。

3)長脚中位Wのためのスタートアップモーション前後直Wを作成
4)長脚中位Wのための屈足終了モーションを作成

11/3/2015
「BT-L44」の製作:長脚中位Wでの歩容モーションの作成

(1)基本モーションの作成。まず、起上り(コンパクトに脚を前後に揃えて脚が一番長くなる高位HPへ)と屈足終了(脚をコンパクトに畳んでFree脱力)を作成。

(2)モーションの命名法の整理。
・前進(開脚前進)M(中位)
・前進U(トロット:(速歩 はやあし)側体歩よりリズミカルで小走りに近い移動:右後足と左前足⇒右前足と左後足を繰り返し、対角線上の2本の足を同時に前に出す移動方法)M(中位)
・前進V(クロール:(常歩 なみあし)最も遅い移動:左前足⇒右後足⇒右前足⇒左後足の順で、4本の足がそれぞれ前に出るタイミングが一致しない移動方法) M(中位)
・前進W(ウオーク:またはペース(側体歩 そくたいほ)常歩より速い移動:左の前後2本の足をほぼ同時に前に出した後、右の前後の2本の足を前に出す動作を繰り返す移動方法)M(中位)

(3)脚のHP
・高位(H):脚直立
・中位(M):脚直角
・長脚中位(W):脚120°新

10/28/2015
「BT-L44」の製作

「BT-L44」の配線を完了。サーボの動作を確認。無線の受信機の設置場所を後部に変更した。脚の改修を終了したので写真撮影。次は高速移動の歩容のモーション作成。

「BLACK TIGER L44」 脚の改修 2015.10  





10/27/2015
「BT-L44」の製作

「BT-L44」の各脚の上部をSC-4000ARM-L(Long Arm) からレッグプレートSC-4000L1 交換した。これで脚長が約3p長くなり、動く角度も大きくすることができた。あとは動作範囲が大きくなったので配線を長いものに交換。

10/19/2015
「BLACK TIGER L46」の総括

2009年12月から多脚機体の製作を開始し試作機「BT-L5」、KHR改造機「BT-L15」で変則5脚ロボットの動作が実証されたので、ハイパワーのサーボを使用してより多くの機能を搭載可能とする新型変則5脚ロボット「BT-L45」を製作した。

「BT-L45」の運動性は当初想定したとおりの性能を発揮し、第6回KHRアニバーサリー多脚ロボットコンテストで優勝を果たした。

また、変則5脚機体の安定性を生かして、ミニ電動ガン、被弾センサー、レザー照準器などを装備してロボットによるサバイバルゲーム(ロボでサバゲ)に参加した。サバゲの装備をフル搭載しても運動性に特段の問題はなく動作した。

一方、多脚ロボット用の障害物コースの踏破については、大型の機体では運動性が不足することが明らかとなった。そのため、運動性の優れた新小型多脚機「BT-L44」を製作した。

「BT-L44」は、KRS-4013HVと脚の長さを長くすることによって運動性・機動性の向上を図った結果、第5回KONDOランド障害物レース(2012.1.8)及び第6回KONDOランド障害物レース(7/21/2012)でも優勝して、2連覇を達成し、「BT-L44」の高運動性が証明された。

そこでさらに「BT-L45」を抜本的に改造し、「BT-L44」の運動性能をさらに高めた新型4長脚機「BT-L46」を製作することとし、この機体による4脚による高速走行(歩容)を目指すことした。

「BT-L46」は、4足歩行の哺乳類を模倣して、脚の膝関節(サーボ)の上部と下部の長さをほぼ同じ長さに、また、胴体(本体フレーム)も細長の長方形とした。さらに胴体にはヨー軸を加えて、サバ上げ装備を積載しやすくするとともに起上りを可能とした。

「BLACK TIGER L46」 BT-L45を抜本的に改造 2014.3  

(新型4長脚機体:13軸)


また、追加オプションとして、前部に頭部(腕機能を備える)にもなる頭脚を配置(3軸)、後部に尾部(頭部とのバランス)になる尾脚を配置(3軸)、自律機能搭載(地磁気センサー搭載)、音声ユニット搭載など、多機能搭載を想定した。

「BT-L46」は「BT-L44」のモーションをそのまま使用できたので、「BT-L44」とほぼ同等の運動性を発揮した。また、サバゲの装備の積載にも特段の問題はなかった。ただ、「BT-L44」と同じく傾斜地では横へ転倒しすい傾向が認められた。

BT-L44 & BT-L46


一方、運動性は「BT-L44」を超えることができなかった。これは「BT−L44」のモーションを踏襲していることもあるが、機体の重量が増加したこと、脚にレッグプレートSC-4000L1 を使用したので膝サーボが3300までしか曲げられず、モーションの作成が制限されたことなどが上げられる。

「BT-L46」の機体では、これ以上の運動性の向上が見込めないこと、ロボットバルゲームに参加できなくなったことなどから、「BT-L46」は目的を終えたので解体することとした。サバゲでの健闘に感謝。

これで現役の「BLACK TIGERs」は、2足歩行機「BLACK TIGER NEO」「BLACK TIGER α」「BLACK TIGER β」、多脚機「BT-L44」の4機。

10/15/2015
多脚機「BT-L44」と「BT-L46」の総括を行った。

2009年12月から多脚機体の製作を開始し試作機「BT-L5」、KHR改造機「BT-L15」で変則5脚ロボットの動作が実証されたので、ハイパワーのサーボを使用してより多くの機能を搭載可能とする新型変則5脚ロボット「BT-L45」を製作した。

「BT-L45」の運動性は当初想定したとおりの性能を発揮し、第6回KHRアニバーサリー多脚ロボットコンテストで優勝を果たした。また、ロボでサバゲの装備をフル搭載しても運動性に特段の問題はなく動作した。

一方、多脚ロボット用の障害物コースの踏破については、大型の機体では運動性が不足することが明らかとなった。そのため、運動性の優れた新小型多脚機「BT-L44」を製作した。

「BT-L44」は期待どおりの性能を発揮し、第5回KONDOランド障害物レース(2012.1.8)では、3回のトライアルをすべて完走して優勝することができた。また、第6回KONDOランド障害物レース(7/21/2012)でも優勝して、2連覇を達成し、「BT-L44」の高運動性が証明された。

BT-L44 & BT-L46


「BT-L44」は運動性の高い4脚機体として開発してきたが、当初想定した移動速度が得られておらず、そのための歩容もできていない。歩容としてはすでに、

@トロット(速歩 はやあし)側体歩よりリズミカルで小走りに近い移動:右後足と左前足⇒右前足と左後足を繰り返し、対角線上の2本の足を同時に前に出す移動方法。

Aクロール(常歩 なみあし)最も遅い移動:左前足⇒右後足⇒右前足⇒左後足の順で、4本の足がそれぞれ前に出るタイミングが一致しない移動方法。

Bウオークまたはペース(側体歩 そくたいほ)常歩より速い移動:左の前後2本の足をほぼ同時に前に出した後、右の前後の2本の足を前に出す動作を繰り返す移動方法。

のモーションを作成し動作も確認している。現時点で「BT-L44」の最速の歩容はトロット。

特に高速移動に必要な

Cバウンド(駆足 かけあし)速歩よりも速い移動、全力疾走時(襲歩)とほぼ足の動きは変わらない:左前足⇒右前足⇒右後足⇒左後足の順に繰り返す移動で、常に4本の足のうちいずれかが地面に接地しているのが特徴。左前足・右前足と右後足・左後足の動きにはほぼ差はないが完全に同時ではない。

Dギャロップ(襲歩 しゅうほ)最も早い移動、全力疾走:足の動きは駆足と同じ。大きな違いは移動時に4本の足全てが地面から離れている時間がある。

ができていない。

一方、「BT-L44」は移動中に横に転倒しやすいこと、段差のあるコースの歩行が難しいなど欠点が見受けられた。

これらの問題点を解決するために、「BT-L44」の機体を改造することとした。なお、KONDO LAND 障害物競争の機体の規格は、3s以下、長さ30p、幅30p、高さ30p以下となっているので準拠させておきたい。

10/14/2015
久しぶりに現在可働(現役)の BLACK TIGERs:「BLACK TIGER NEO」「BLACK TIGER α」「BLACK TIGER β」「BT−L44」「BT-L46」の動作試験を行った。

いずれも動作したが、「BLACK TIGER NEO」はサーボの経年劣化のため、若干がたつきが認められた。「BLACK TIGER α」はサーボが新しいためか、機体は安定しているが、モーションの修正が必要。「BLACK TIGER β」は安定しているが、モーションの修正は必要。「BT-L44」「BT-L46」は機体、モーション共に問題なし。

それぞれの機体について目的を明確にした上で、改造、モーション修正、解体などを進めたい。

10/13/2015
「ロボット KHR-1 製作日記」にカウンターを設置した。

9/23/2015
第27回ROBO-ONEルールの変更

第27回から足裏長さの測定方法が変更となった(ROBO-ONEホームページQ&A “下駄の歩行方法について”参照)。この新規定に沿うとバスタブソールLでは足裏の面取り部分の長さも含めて測定しなければならず、この測定方法によると、前後長さXが126[mm]となる。

今回は参加を見送ったが、機体の調整の必要あり。

ROBO SPOT BLOG「KHR-3HVでROBO-ONE本戦に出る!!」参照。

7/26/2015
「BT-R2HV」

「BT-R2HV」は、 KHR-1をベースとしたロッポ型機。コントロールボードにRCB-1HVを採用し、サーボはKRS-788HVを8個(各脚2軸、腕2軸)使用したHV化機。「BT-R」はじめ従来のロッポ型機に比べてパワーアップしている。 2015年2月14日、秋葉原ロボットアイルで開催されたチロルチョコロボット大会10 に、レギュレーションに合わせるため両腕を撤去した「BT-R3HV]として参加し、総合4位。



金沢へ転居後、ようやく時間がとれて、保有ロボットの見直しを行ったが、「BT-R2HV(BT-R3HV)」は役目を終えたと判断し引退させ、解体することとした。活躍に感謝。

これで現役の「BLACK TIGERs」は、2足歩行機「BLACK TIGER NEO」「BLACK TIGER α」「BLACK TIGER β」、多脚機「BT-L46」「BT-L44」の5機。

東京から離れて競技会への参加の機会は少なくなるが、今後もロボット製作を継続したい。

6/19/2015
東京から金沢へ転居した。ロボット製作は一時、中断。

3/29/2015
第26回ロボットサバイバルゲーム

「BT-L46」で第26回ロボットサバイバルゲームに参加した。会場は模型塾。参加機体は、BT-L46(IKETOMU)、電龍、サクラ2号(吉田)、タイガー改2の5機。コンバットシューティング5、ハンディキャップ戦2、1対1戦4、殲滅戦5、ランブル戦2の18ゲームが行われた。



「BT-L46」のサバゲーシステム;ミニ電動ガン、レーザー照準器、被弾センサー、カメラシステム。


コンバットシューティング 1: BLACK TIGER L46 (IKETOMU),1分54秒; 1 point.


ハンディキャップ戦 1: BT-L46 (ハンディキャップ) vs タイガー改2、時間オーバー


1:1戦 2: BT-L46 vs SR-1. BT-L46の勝利、1分9秒。


1:1戦 3: BT-L46 vs タイガー改2. BT-L46の勝利、1分15秒。


殲滅戦 1: 青組 (BT-L46, SR-1) vs 赤組(電龍, タイガー改2). 赤組の勝利、1分7秒。


殲滅戦 2: 青組 (BT-L46, サクラ2号) vs 赤組(電龍, タイガー改2).赤組の勝利、1分13秒。


殲滅戦 3 : 1対3、電龍 vs BT-L46, SR-1、タイガー改2、電龍の勝利、1分21秒。


殲滅戦 4: 青組 (電龍, サクラ2号) vs 赤組 (BT-L46, タイガー改2).青組の勝利、1分22秒。


殲滅戦 5: 青組 (電龍, SR-1) vs 赤組(BT-L46, タイガー改2, + スナイパー田中), 時間切れ。


ランブル戦 1: BT-L46、電龍、サクラ2号、 SR-1 、ターガー改2。勝者はサクラ2号。


ランブル戦 2: BT-L46、電龍、サクラ2号、 ターガー改2。時間切れ。


久しぶりのサバゲであったが、ロボットは特段のトラブルもなく 、ほぼ全戦闘に参加できた。楽しい時間を過ごさせていただいた。田中さんはじめ皆様に感謝。

18戦のビデオをYouTube IKETOMU Channelに掲載した。動画はご自由にご利用下さい。

2/21/2015
BT-L44の製作

今まで作成した歩容
@トロット(速歩 はやあし)側体歩よりリズミカルで小走りに近い移動:右後足と左前足⇒右前足と左後足を繰り返し、対角線上の2本の足を同時に前に出す移動方法。
Aクロール(常歩 なみあし)最も遅い移動:左前足⇒後左足⇒右前足⇒左後足の順で、4本の足がそれぞれ前に出るタイミングが一致しない移動。

今回はBウオークまたはペース(側体歩 そくたいほ)常歩より速い移動:左の前後2本の足をほぼ同時に前に出した後、右の前後の2本の足を前に出す動作を繰り返す移動を作成してみた。
モーションは作成できたが、まだ歩行が安定していない。

あとはCバウンド(駆足 かけあし)速歩よりも速い移動、全力疾走時(襲歩)とほぼ足の動きは変わらない:左前足⇒右前足⇒右後足⇒左後足の順に繰り返す移動で、常に4本の足のうちいずれかが地面に接地しているのが特徴。左前足・右前足と右後足・左後足の動きにはほぼ差はないが完全に同時ではない。
Dギャロップ(襲歩 しゅうほ)最も早い移動、全力疾走:足の動きは駆足と同じ。大きな違いは移動時に4本の足全てが地面から離れている時間がある。

2/14/2015
第10回チロルチョコロボット大会

2月14日、秋葉原ロボットアイルで開催された
チロルチョコロボット大会10 にロッポ型機「BT-R3HV」で参加した。参加機体は本機を含めて9機。



ぐるっとダッシュ


チョコっとシューティング


チョコモッター


「BT-R3HV」は、ぐるっとダッシュ:1回目106.3秒、2回目55.9秒で4位、チョコっとシューティング:9個、チョコモッター:51個で総合4位。

1位:テルル(A4さん)
2位:Zチロモン(元いいんちょさん)
3位:ガルキッド(くままさん)
エレガンス賞:ゼムネス(二名川さん)

楽しい時間を過ごさせていただいた。主催者のまさゆきさん、ロボットアイルの川上さん、参加者の皆様に感謝。

2/12/2015
BT-R3HVの製作

2015.2.14のチロルチョコロボット大会10にエントリーした。今回から競技の内容が変更になったため、BT-R2HVを改造した。幅が168o以下にする必要から、腕を撤去した。また、Lipoを搭載場所を強化した。とりあえず動作を確認した。改造機は「BT-R3HV」とした。



1/25/2015
BT-NEOの製作

2014.8の第10回KHRアニバーサリKHRクラスーにエントリーしたが、体調を崩し出場を断念してから、ロボットに接する機会を逸していたが、2015年になってはじめて「BLACK TIGER NEO」の調整を行った。

懸案であった「BT-NEO」の歩行の修正を行った。2014.2.15のROBO-ONE24で予選落ちした原因が歩行において足上げが不十分で、床のラベルに躓いたこと。足上げがしっかりしているか確認したところ、足上げのポジションは十分が上がっているので、スピードを5から6にして足上げの時間を十分に確保することとした。

前進スラロームGT:右足上speed 5⇒6、左足上speed 5⇒6及びスラロームの右曲りと左曲りの右足上speed 5⇒6、左足上speed 5⇒6に変更。
後退BT:右足上speed 5⇒6、左足上speed 5⇒6に変更。

机の上に布を置いて試験したが、問題なく歩行することを確認した。

ロボットに触れるのは久しぶり。触れないとモチベーションが低下する。2004年8月にKHR-1を購入してロボット製作を開始してから丸10年が経過し2015年で11年目。これからもできるだけ競技会に参加して充実した1年にしたい。


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